朝起きて、こつはいつものようにひろと君を散歩させていました。
川沿いにさしかかったその時、ひろと君が何かを見つけて言いました。
「ここ掘れブンブン。」
そこで、持っていたスコップで掘り返してみると・・・
なんと!ブレーキパッドが出てきたではありませんか。
ひろと君はとても履いてみたそうです。
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というわけで、鳴き止めのグリスと、ブレーキパーツクリーナーを買ってきました。
パッドは手に入れた、あのパッドです。残厚は4〜5ミリ程度。あまり残っていません。
曙ブレーキ製です。でも純正ではありません。
グリスはクレの赤いやつ。ちょっと高かったです。
背の高いのが、定番のブレーキクリーナーです。10%増量中がミソです!
他にネジロック剤があればいいかもしれません。
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![部品たち!](0057.jpg) |
まず最初に、ブレーキオイルのリザーバーの蓋を開けておきます。
万が一こぼれてもいいように、周りをいらない布で囲むように覆ってあります。
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![覆います。](0058.jpg) |
タイヤのナットをゆるめておきます。
車をジャッキアップし、馬をかけます。タイヤは外した後、安全のために、車のサイドステップ下に置いてお
きます。万が一馬が外れた時に、被害を最小限に食い止めるためです。
○で囲ってある2つのボルトを、抜き取ります。ピンのようなものです。
これは、上下で微妙に違うみたいです。どちらが上だったか、忘れな
いようにしないと・・・。
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![ジャッキアップ!](0059.jpg) |
まず下を抜くと、キャリパーが上に上がるようになります。
この時点で、全部外れた時にブレーキホースに負担がかからないように、針金などでキャリパーを吊るしてお
きます。
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![下から。](0060.jpg) |
パッドを外します。
外側は金具で固定されており、一旦パッドを内側に押し出し、ずらすと楽に取れました。
内側はローターを外すと簡単に取れます。
写真はローターを外したところです。
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![外します。](0061.jpg) |
外した純正パッドから、シムを剥がします。ちょっとこじればはがれます。
外れたら、ブレークリーンでしゅしゅっと洗って綺麗にしてあげました。
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![純正](0062.jpg) |
取り付けるパッドもブレークリーンでしゅしゅっ。けっこう綺麗になります。揮発油臭いので、
屋外で洗浄したほうがいいです。
洗浄した後、買って来た鳴き止めを、裏側にムラなく塗ります。10分くらい乾かして、さっき外したシム
を、ぽこっとはめます。
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![よごれ。](0063.jpg) |
ピストンを戻します。こつは、今まで使っていた純正パッドをピストンに当てて、押し付けました。
「がふんんんんああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
なんとかピストンは戻りました。
後は外した時と逆の手順で取り付けます。キャリパーを固定しているボルトは、トルクが分からなかったので、
きっちり締めておきました。ネジロック剤を使うと良いと思います。
タイヤを取り付けて、完成です!
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![とりつけ。](0065.jpg) |
今まで使っていた、純正パッドです。まだまだ残っています。8〜9ミリくらいあります。やはり純正パッドは
減りが少ないのかな?と思いました。
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![残厚](0064.jpg) |
意気揚々と走ってみました。
はじめの印象は、純正と大差ないなーという感じでした。が、しばらく走ると、感覚以上に
効いていることに気付きます。とても操作しやすいです。
でも、なんか違います。ペダルがやけに奥まで・・・当たるまで踏み込めるし・・・。
これって・・・、エア噛んでます!?
パッドを変える前から、噛んでるな〜と思うことはあったのですが、
良い機会なので、オイルも変えてみようと思い、一路自動後退へ出かけるこつでした。
詳しくはブレーキオイル交換のページで。
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